先日友人の紹介で
中国のギャラリストの方がいらして、
このオブジェを発見し喜んでおられた。
これは1950年代後半、
中国の「大躍進政策」をカタチにしたモノ。
足元では工場の煙突から火が噴き出し
ロケットに乗った農夫が手にする
板のようなものには
「イギリスを超え、アメリカに追いつく」
と書かれてある。
そのギャラリストは
戦後日本人皆がどの国のだれよりも働いて
この国を造ったことを尊敬しているし、
いまもその姿に憧れがある。と言った。
それは日本人である店主が
ずっと忘れていた感覚だと知った。