欲しい欲しい病
モーリス・ルイスの作品。美術館にある永遠の非売品。
欲しい欲しいの範疇ではない高値の花子すぎるあなた。

欲しい欲しい病

日々いろんな店や
世界のネットショップを巡っていると
当然欲しい物が見つかったりする。
皮肉なことに
すごく欲しいものはほとんどが非売品だ。

日本人なら丁重にお断りされるのだが
欧米人はあっさりと<Not for Sale.>。

下から下からお伺いをたてているから
その一言はぞんざいにさえ感じてしまう。

なぜなら交渉の余地もスキも全く無い
その一言だけが光の速さで返ってくるから。

そういわれると余計に
欲しい欲しい病の症状が燃え上がる。
間違いない。
コレクターの家に招待されても
同じような症状が出ることがあって
本当に困るし、

そんな自分が嫌になる。

どの場合もお金だけではない、
三顧の礼を尽くして、
尽くして、
尽くしても

残念ながら譲っていただけることは殆どない。

あー、不治の病、
欲しい欲しい病に効く薬があれば
なんとしても欲しい欲しい!