自分の中の100億円
店主の中の100億円は消費文化の象徴の琺瑯看板。
昭和の甘美な思ひではカネでは買えませぬ。

自分の中の100億円

昨日リッチマン前澤さんのバスキアが
フィリップスのセールで
109億円で落札された

というニュースが痛快だった。

バブル期の邦人リッチマンでも

こういったセールに入り込む余地
(いろんな意味で。想像におまかせします、)
などなかったから。

それはさておき、
どの分野でも自分自身にとって素晴らしいものを
蒐集している方々には

「自分の中の100億円」ってモノがある。笑
他人や興味ない人にはもちろん無価値で、
道に落ちていても
見向きもしないし拾うことさえない。
でもそれぞれの蒐集家にとっては
それはそれは大変な価値があって
100億でも売らんよ!
みたいな矜持がある。
(もちろん100億円なら売るけど。)

それらのモノは趣味や方向性は違えど、

100億円でも売らないモノに共通している
「何か」があって、

その「何か」の微弱な電波をキャッチしたり
感じあえるのが楽しいのです。