一流品
カメラよりフィルム?フィルムよりカメラ?いやいやあなたの腕前でしょ。一流品は看板から語りかけてくる。

一流品

店主はなんでもカタチからその道に入るのが常だ。
若い頃、母親は『あなたはね、いつも服は一流だけど頭は三流!』と辛辣なことをさらりと言い放つ。
頭がよいから良い男で、良い男だからつまりカッコ良い服が似合う、という母親独自の三段活用には
三流坊主なりにも歪曲した親の愛情に違和感を感じたもんだ。
では良い歳のオトナになった今はどうか。
森羅万象カッコ良い見た目から興味が湧き、興味があるから学び、良く学ぶから一流になる。
見た目上等。だから掘れる(惚れる)んですよ。ね!母さん。笑
親でもついに矯正できなかった店主の悪しき習慣かもだけど。

単純な構成美。シンプルな訴求。当時のカメラ店にはこんな一流のデザインが溢れていたのだね。