昭和のサイズ感が大好きです。
といっても昭和初期から昭和40年代頃までのモノたちのことだけど。
京都や金沢の町家みたいな住宅、お店や商店街。家具から車やバイク、日常の家まわりのモノ
まで小さく、細く、軽く、最低限の装備なのに丁寧で機能的デザインに心が奪われてしまう。
「大きいことはいいことだ」と、時代は進み、この国はかつて憧れた欧米のような暮らしを享受し
高級ブランドがあふれる世の中になっても、いつも店主の心はいつも小さくて、懐かしくて、
過酷な時代を生き抜いてきた無名のモノたちが発する微弱な電波を探している。
骨董とは心の安全地帯なんだろな、きっと。
ヘルメス
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